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ヴェルサイユ宮殿のニュース2題

par Victoria Okada

修復工事が続いているヴェルサイユ宮殿。今日は王立礼拝堂 Chapelle Royale と「王女の劇場 Théâtre de la Reine」の修復工事のニュースです。

礼拝堂の外部の修復工事は2018年に始まりました。17世紀の建築以来、部分的な修復は行われてきましたが、本格的な工事は今回が初めてです。主な対象は、屋根とその装飾、屋根組み、ステンドグラスです。屋根職人、大工、石工、彫刻家、ガラス職人、釉薬師、金工、錠前職人など、多彩な「メチエ」の専門家を動員して行われた修復工事も終盤を迎え、このほど、屋根を覆っていた足場が部分的に取り払われました。

修復工事中の礼拝堂外観 © Didier Saulnier

屋根の下の石の部分は作業中で、これが終わるのは春になる予定です。
外からは見えませんが、屋根の内側にある屋根組みは樫材でできており、それ自体が芸術品と呼ばれてもおかしくない「作品」となっています。2019年4月にノートルダム大聖堂の屋根が焼け落ちた時、すでに工事中だったこの礼拝堂の屋根組みの歴史的価値が、改めて注目されました。礼拝堂のステンドグラスは、1665年にルイ14世紀の命で創設された「王立ガラス製作所」によってつくられました。有名な「鏡の間」の鏡もここでつくられています。

 

もう一つは、「王女の劇場」の舞台の緞帳です。1ヶ月の作業を経て、今日、新しい緞帳の写真が公開されました。もろくなっていたこれまでの緞帳は、入念に巻かれて、舞台下部に保存されます。

この劇場の幕が上る様子が、新しい年の幕開けとして元日にInstagramに投稿されています。こちらはまだ古い緞帳のようです。

入場者が途絶え、チケットや売店収益などによる収入が80%以上も減ったヴェルサイユ宮殿。存続のため、一般からも寄付を募っています。
寄付はこのページからできます。
まず右側に提示された金額を選びます(最低30€。希望金額が選択肢にない場合は「 Autre montant (他の金額)」 で自由に金額を設定できます)。
「Suivant(次へ)」をクリックし、次のページで氏名、メールアドレス、住所などの情報を記入します(2段目左欄は英語の Mr, Mrs, Miss に該当します。国の欄の下にあるチェックボックスは、ヴェルサイユ宮殿のメセナ情報などを受け取りたい場合にチェックします)。
次のページでクレジットカードの情報を記入し、「DONNER」をクリックして完了。

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