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若いアーティストたちが上演の機会を求めて北駅でパフォーマンス

par Victoria Okada

コロナ禍による劇場閉鎖で上演の機会を奪われている若いアーティストたちが、多くの人々に彼らの現状を知ってもらおうと、2月1日、パリ北駅の駅前広場で約10分間のスピードパフォーマンスを行いました。
パフォーマンスを呼びかけたのはOn ouvreというアーティスト集団。これは俳優、演出家、劇作家などからなる集団で、On ouvreとは「開く」という意味で、もちろん劇場の再開を示唆しています。

パフォーマンスは Ouverture de survie (生き残りのための開場)と題され、劇場をはじめとする文化施設の経営者たちに短時間だけ象徴的に施設を解放することを呼びかけた12月のパフォーマンスの第二弾として行われました。

 

さまざまな科学的実験から、劇場やコンサートホールが感染の場となることは極めて考えにくいという結果が出ているにもかかわらず、これらの場所は依然として閉鎖されたまま。一方で公共交通機関や大型販売店などには人が密集しており、政府の対策における大きな矛盾を露呈しています。これに対して、当初から当事者の間には「無意味」「理解に苦しむ」「馬鹿げている」という声が上がっていました。

「働かせて」

1月中旬から強化されている外出制限や国境封鎖によって、これまでにもすでに大きな打撃を受けてきた文化セクターはさらなる危機にさらされています。アート、音楽、演劇などの文化活動は政府が定めた「必要事項」にはリストアップされておらず、アーティストたちは自分たちが「不要」であると判断されたことに深く傷ついています。また大部分がフリーランスである彼らは、劇場の閉鎖によって収入を断たれ、窮地に立たされています。

「劇場が危ない」

これらの現状を訴えるために、2月1日12時半過ぎから10分間、地面に敷いた金銀色の保護シートを舞台に見立て、おもいおもいの表現で歌い、踊り、テキストを朗詠し、「不要な活動を葬り去る」パフォーマンスを繰り広げました。
パフォーマンスは大きな銅羅(シンバル)の音で一斉に開始され、参加アーティストたちは十分な距離を保ちながらそれぞれの演技を披露し、12時45分ごろ再び銅羅の音が鳴り響いて終了となりました。

合図に使われた銅羅

 

写真 © On ouvre フェイスブックページより

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