パリ、オデオン劇場 Odeon Théâtre de l’Europe の占拠が続く3月9日、地方の2劇場を含む3つの劇場が新たに占拠されました。 パリの国立コリーヌ劇場 Théâtre national de la Colline、ポーのエスパス・プリュリエル Espaces Pluriels、国立ストラスブール劇場 Théâtre national de Strasbourgです。 ✔️ Odéon ✔️ Espaces pluriels à Pau ✔️ Théâtre National de Strasbourg ✔️ Théâtre National de la Colline OCCUPÉS ! — SFA-CGT…
Odeon Théâtre de l’Europe
-
-
3月4日以来、有志アーティストが文化施設の再開と社会保障費の免除を求めてオデオン劇場を占拠していましたが、8日午後、劇場での集会が禁止となりました。 7日夕方にロズリーヌ・バシュロ文化大臣が同劇場を占拠しているアーティストの代表と懇談。成り行きが注目されていましたが、本日8日午後16時からの劇場前での集会に向かう人々を、憲兵隊が劇場から数百メートル離れた場所で阻止しました。劇場前の広場には警察の車が待機し、集うことができないようにしています。下のビデオでは、撮影している人の一人が、「見えるかどうかはわからないが、道の向こうの方で警官が集会に来た人に罰金を課している。」「私たちは包囲されている。」とコメントしています。 How to Share With Just Friends How to share with just friends. Posted by Facebook on Friday, December 5, 2014 一方ガルニエ宮前では、「女性権利の日」のこの日、アーティストたちの裏で働く女性たちを支援する集会が開かれ、オデオン劇場の集いへの支援を表明しました。 On est là, à l’Opera Garnier pour soutenir les travailleuses culturELLES! #grevefeministe #8mars #egaliteculturelle#CGTCulture #CGT #culture…
-
劇場などの文化施設の再開を求めて行われた3月4日のレピュブリック広場での集会に続いて、約80名のアーティストのほか、美術館・旅行ガイド・ツアー旅行などの関係者がオデオン劇場を占拠。そのうち50人は4日の夜を劇場で過ごしました。 要求は、社会保障費の免除を22年8月まで延長して適用、文化・レジャー施設の速やかな再開です。これは、4日の集会で多くの参加者が求めていたのと同じです。 参加者は寝泊まりに必要な用具や食料を持ち込み、長期占拠に備えています。 SNAM CGT(音楽・ショー関係者の組合)のフェイスブックページには、占拠の様子のビデオやニュースが逐次更新されています。 5日の14時から組合の総会がオデオン劇場で予定されており、同時刻に劇場前の広場に支援の集いを呼びかけています。 Assemblée Générale aujourd’hui à 14h devant le théâtre de l’Odéon suite à l’occupation du théâtre hier par la Cgt Spectacle. On vous attend ! pic.twitter.com/UGr3vbKZd5 — CGT SPECTACLE (@cgt_spectacle) March 5, 2021 オデオン劇場は、1782年フランス座(コメディ・フランセーズ)の本拠地として開場し、1784年にはボーマルシェの『フィガロの結婚』が初演されるなど、由緒ある演劇のメッカ。1968年5月の学生運動で占拠された歴史があります。 追記3月6日…