ピアノとヴァイオリンのデュオがテーマの今年のリヨン国際室内楽コンクール Concours international de musique de chambre de Lyon は、予選とセミファイナルをストリーミングで開催すると発表しました。ヤマハミュージック・ヨーロッパの協力のもと、書類選考を経た21組のデュオが、パリ、ベルリン、ミラノ、東京で予選の演奏を行い、ストリーミングで中継されます。予選は2月24日から26日の14時から19時に行われ、classic©home.com で誰でも自由に視聴することができます。
26日の予選終了後、レジス・パスキエ Régis Pasquier を審査員長とする審査団が、セミファイナルへの出場デュオ7組を発表します。
セミファイナルは3月25日、26日の14時から19時に、やはりストリーミングで行われます。参加者は、選択曲(アーン、マニャール、ヴィエルヌ、デュロゾワールのソナタから任意の1楽章とベートーヴェンの任意のソナタ全曲)と課題曲(フロランティーヌ・ミュルサンの『ヴァイオリンとピアノのためのラプソディ』)を、コンクール側が用意するスタジオで収録します。
ファイナルは4月24日にリヨンのサル・モリエールで行われ、ショーソンの『コンセール』の第1楽章(ザイード弦楽四重奏団とともに演奏)と、1795年以降に作曲された自由曲からなる60分ほどのプログラムを演奏します。本選は観客を交えて行われる予定ですが、衛生状況が改善されず対面形式が無理な場合、『コンセール』を除くデュオリサイタルをストリーミングで行います。
参加デュオの予選・本選の出場順はこちら
8歳から13歳のジュニア部門(ピアノ、ヴァイオリンのみ)に参加するには、「クラシック音楽のカラオケ」アプリケーションNomadPlayを使って演奏をビデオに収録し、3月22日から4月9日の期間に送付します。詳細はこちら。