(2018年8月に仏サイトに投稿した記事の和訳ダイジェスト版です) ベルリオーズ没後150周年の公式行事の音楽監督に任命されたばかりのブリュノ・メシナ氏が、来年よりメシアン音楽祭の音楽監督をつとめることが発表された。 メシアン音楽祭は、メシアンの音楽をこよなく愛するガエタン・ピュオー Gaëtan Puaud 氏が1998年に4つのコンサートで始まった。ビュオー氏は音楽畑の人物ではなく、メシアンの音楽への強い思い入れから音楽祭を創設。現在ではフランスおよびヨーロッパでも有数の音楽祭となっている。フランスアルプスの名峰、メイジュ岳を臨む雄大な環境のもと、毎年7月末から8月初めにかけて9日間の日程で開催。1948年生まれのピュオー氏は音楽祭20周年の今年で退任し、最終日の8月6日、フランスソワーズ・ニッセン文化大臣臨席のもと、後任にブリュノ・メシナ Bruno Messina 氏を任命したと発表した。
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ブリュノ・メシナ
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来年はベルリオーズ没後150周年。 7月20日付けの文化省のプレスリリースにて、フランスワーズ・ニッセン文化大臣は、公式記念行事の芸術監督に、現在ベルリーズ音楽祭の芸術監督であるブリュノ・メシナ Bruno Messina を任命したと伝えた。 メシナ氏は1971年ニース生まれ。パリ国立高等音楽院で学んだ後、ジャズ、ジャワ島のガムラン、民族音楽学を学んだ。2004年から2008年までパリ西郊ナンテール市のメゾン・ド・ラ・ミュジックの音楽監督。2009年からは、ベルリオーズの生誕地であるコート・サン・タンドレで開催されているベルリオーズ音楽祭の音楽監督を務めている。 今年のベルリオーズ音楽祭は8月18日から9月2日まで。詳細はこちら(英語 仏語)