Au cours de 2020, de nombreux projets liés à l’année de Beethoven ont été annulés en raison de la pandémie, mais on peut tout de même trouver un bonheur. Ces enregistrements font partie de ce bonheur. Ici, Pablo Heras-Casado et …
: Lieux 場所
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オルセー美術館は昨年12月15日から1月5日まで新しいデジタル音楽動画シリーズ「オルセーライヴ」を配信しています。 これは11月末から劇場・美術館・映画館などの文化施設が閉鎖されたことに伴うオファーの一環。 オルセー美術館では開館当初からオーディトリアムを中心にコンサートが行われてきました。6月21日の「音楽の日」には中央通路を使った大オーケストラの演奏や、最近ではいくつかの展示室を巡りながら楽しむプロムナード・コンサートなども行われています。 「オルセーライヴ」はそれを拡大させて、さまざまな展示室や館内のスペースを使って、またはこれらのスペースを撮影した映像と音楽を融合させて、美術鑑賞とはまた異なった角度から美術館を知ってもらおうというものです。ジャンルもクラシックに限らず、ジャズやポップも交え、多様性あふれる美術と音楽の対話を提供します。 ライヴは毎週火曜日18時からオルセー美術館の公式サイトとYouTubeチャンネルで配信(最初の2回は美術館公式サイトとテレビ局FranceTVのサイトで配信)。毎回約30分から1時間のコンサートとなっています。 プログラムは次のとおり。 12月15日 『Ultrabirdz』 – クリストフ・シャソル Christophe Chassol 普段は電子音を操るシャソルが、19世紀彫刻にオマージュを捧げるべく、ピアノで演奏。 12月22日 『動物のジャズ謝肉祭』 – The Amazing Keystone Big Band ニューヨークを拠点に世界で活躍するフランス人トランペッターのダヴィッド・エンコ David Enhco(ジャズピアニスト、トマ・エンコの兄)がサン=サーンスの『動物の謝肉祭』をビッグバンド用に編曲。数年前からフランスおよびヨーロッパ各地で引っ張りだこの、家族みんなで楽しめるプログラム。 12月29日 『鳥たちのシンフォニー』 – ジュヌヴィエーヴ・ローランソー Geneviève Laurenceau (ヴァイオリン)、リディア・ビジャック Lidija Bizjak (ピアノ)、Les chanteurs d’oiseaux(ジョニー・ラス Johnny Rass、ジャン・ブコー Jean Boucault) …
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パリ・オペラ座バレエ団は12月13日14時30分より、新しい有料(一部無料)プラットフォーム Opéra chez soiでヌレエフ版『ラ・バヤデール』の無観客ライブ配信を行いました。上演終了後、9月から総裁の座に就いたアレクサンダー・ネーフ Alexander Neef 氏が、「黄金の神像」を踊った ポール・マルク Paul Marque をエトワールに任命しました。 Voir cette publication sur Instagram Une publication partagée par Paul Marque (@paulmarque) Paul Marque nommé danseur étoile à l’issue de la représentation diffusée sur la plateforme numérique …
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Enregistrements
Chausson le littéraire par Takénori Némoto et l’Ensemble Musica Nigella
par Victoria Okadapar Victoria OkadaGrand spécialiste (entre autres) de transcription, le corniste et chef Takénori Némoto a encore frappé ! Après Ravel l’exotique, il met à la lumière Chausson en tant qu’homme de lettres. Le clou de ce disque est incontestablement la reconstitution de La …
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5月下旬の日曜日の午後、2ヶ月ぶりにデジタルではなく実際に演奏家が目の前で演奏しているコンサートに行ってきた。 フランスは2月下旬からまず5000人以上、次に1000人以上の大規模な集会が段階的に禁止され、ついに3月17日に外出制限令が敷かれた。5月11日以降徐々に制限が緩和されているが、コンサートを開催するには観客の間に十分な距離を置くことが要求されるため、少人数でも難しいのが現状だ。それはおそらく世界中どこでも同じだと思うのですが、個人宅や野外でごくごく少数の聴衆を対象に小さなコンサートを開く音楽家も出始めた。その一人、クラヴサン(またはハープシコードまたはチェンバロ)奏者のジャン=リュック・オー Jean-Luc Ho が企画した「Passer la mélancolie」は、パリとパリ地方の個人宅や建物の中庭、アトリエ、公園などで行う小規模コンサートシリーズ。 ジェネリックタイトルの「メランコリーを晴らして」というのは、フローベルガーのクラヴサン曲 Plaincte faite à Londres pour passer la melancolie に由来している。このタイトルの和訳は《ロンドンで憂鬱を吹き払うために書いた不平》と Wikipedia にある。 シリーズ最初のコンサートは、5月24日日曜日、パリ東駅すぐそばの個人宅で17時と19時の2回行われた。このアパルトマンの主、イタイ・ジェドリン Itay Jedlin もバロック音楽の演奏家で、あるコンセルヴァトワールでトラヴェルソを教えている。この日の朝にはサンジェルマンデプレ協会で再開されたミサでパイプオルガンを弾いてきたそうだ。また、コンセール・エトランジェ Concert étranger というバロックアンサンブルを主催しており、音楽祭などで演奏を披露している。このコンサートシリーズは、前代未聞の状況下で演奏活動を続ける方法を模索する中で、ジャン=リュックとイタイが共同で練り上げたものだとか。 5月24日のコンサートはジャン=リュックの弾くエピネットとニマ・ベン=ダヴィッド Nima Ben David のヴィオラ・ダ・ガンバのデュオで、ルベーグ、フォルクレー、フランソワ・クープラン、フローベルガー(フランス語読みではフロベルジェ)、マレ他の作品を1時間弱にわたって演奏(プログラムは下に別記)。プログラムの中のフローベルガーは上に記した《ロンドンで憂鬱を吹き払うために書いた不平》。フォルクレーの組曲第1番には《ラ・クープラン》と題された曲があるが、その後にクープランの《ラ・フォルクレー》を演奏するなど、エスプリ溢れる構成になっている。その空気を通して、また床や壁を介して伝わってくる一つ一つの音の振動は、やはりその場でないと体験できないもの。それを再び肌で感じられるのがなんとも新鮮な1時間だった。報酬は、サロンコンサートによくあるように、終了後、帽子(なぜか帽子が通例)に投げ銭というシステム。 こういったごく小規模のプライベートな雰囲気のコンサートは、演奏家にとっては通常の舞台への腕慣らし的な場である一方、聴衆にとってはネットを通じない実際の音を聴く格好の機会。こういう場がどんどん増えていってほしい。 プログラム Nicolas Lebègue : Chaconne grave Jean-Baptiste Forqueray : …
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前回に引き続き、オペラ専門サイト「フォーラム・オペラ」が発表した2019年「トロフィー」リストと、筆者によるコメントを紹介する。 オペラ録音(全曲録音) 1位 ファウスト(グノー、1859年初版)、パラゼット・ブリュ・ザーネ Faust, Palazzetto Bru Zane (29,7%) 2位 ポッペアの戴冠 (モンテヴェルディ)、アルモニア・ムンディ Le Couronnement de Poppée, Harmonia Mundi (23,8%) 3位 魔笛(モーツァルト)ドイチュ・グラモフォン La Flûte enchantée, Deutsche Grammophon (22,6%) 4位 セミラミド(ヘンデル)、オペラ・ララ Semiramide, Opera Rara (15,3%) 5位 ボリス・ゴドノフ(ムソルグスキー)、ビス Boris Godounov, Bis (8,7%) このランキングで特筆されるのは何と言っても1位の初版ファウスト。シャンゼリゼ劇場でコンサート形式で上演された際に同時に録音された(ライブではない)。初版楽譜に基づく演奏は、広く知られている版では削除されたアリアや、現在スタンダードになっている後から追加・訂正されたパッセージなどがそ以前の状態で保たれており、「これがファウスト?」と言いたいほど異なる場所もある。男性歌手カテゴリーで1位をえたベルナイムがファウスト役で登場。パラゼット・ブリュ・ザーネ Palazzetto Bru Zane はヴェネチアに本拠を置くフランス・ロマン派音楽センターで、2009年にオフィシャルに設立。研究、プロダクション、出版の3分野を軸として、たった10年で知られざるフランス音楽をレパートリーに広く定着させ、音楽学者たちと連携して最新の研究成果を演奏に反映させるコンサートや上演を次々と行なっている。 リサイタルアルバム 1位 『オッフェンバック・コロラチュア』ジョディ・ドヴォス Offenbach colorature, Jodie Devos (27,6%) …
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Spectacles
Le Domino Noir par une belle légion de chanteurs-comédiens
par Victoria Okadapar Victoria OkadaL’Opéra Royal de Wallonie-Liège a présenté, le vendredi 23 février, la première du Domino Noir, opéra en trois actes de Daniel-François-Esprit Auber, en coproduction avec l’Opéra-Comique de Paris dans une mise en scène drôle et pétillante. Comment remonter une œuvre …